2009年8月29日土曜日

東京都の基盤地図情報 4 数値標高モデル

「基盤地図情報(数値標高モデル)」の「10mメッシュ(標高)」の左側の+をクリックし、「東京都」をチェックします。
「選択して次へ」ボタンをクリックします。
「ダウンロードファイルリスト」の「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードしました。
FG-GML-*****-DEM10B.zip

「基盤地図情報閲覧コンバートソフト」
FGDV.zipを解凍します。
FGDV.exeをダブルクリックして起動します。
1 ツールバーの「新規作成」ボタンをクリックします。
2 「新規プロジェクトの作成」ダイアログで、
2-1「このプロジェクトのタイトル」:東京都の標高
2-2「読み込むファイル」の「追加」ボタンをクリックします。
2-3 基盤地図情報データのあるフォルダを「ファイルの場所」で指定し、「ファイルの種類」を「基盤地図情報(JPGIS)圧縮ファイル(*.zip)」を選び、表示されたファイルを全部選んで「開く」ボタンをクリックします。
2-4「大量のデータに対して専用ファイルを構成して利用する」をチェックします。
2-5 「OK」ボタンをクリックします。
3 諸島部を含む東京都の地図が表示されます。(表示までに時間がかかります。)
表示部分と配色を変えました。
3-1 メニューバーの「表示」->「縮尺設定」をクリックします。
3-2 「表示縮尺設定」の「画面上でのおおよその縮尺」で「500000」、「あとで表示位置を設定する」にチェックをして「OK」ボタンをクリックします。
3-3 ポインタの先の表示範囲を東京に合わせてクリックします。
3-4 メニューバーの「設定」->「表示設定」をクリックします。
3-5 「表示設定」の「DEM表示設定」ボタンをクリックします。
3-6 現在の設定を「ファイルへ保存」ボタンをクリックして保存します。
3-7 「ペグの追加」で
2000m 茶色
100m 黄色
0m 黄緑
-4m 水色
と設定し「データの標高地で最適化」ボタンをクリックします。
3-8 現在の設定を「ファイルへ保存」ボタンをクリックして保存します。
3-9 「OK」ボタンをクリックします。
3-10 「表示設定」の「閉じる」ボタンをクリックします。
3-11 「ファイル」->「上書き保存」で保存します。


「表示縮尺設定」の「画面上でのおおよその縮尺」で「50000」まではシャギーが目立ちませんでした。

「ファイル」->「表示画面を画像データとして保存」で保存します。

2009年8月27日木曜日

東京都の基盤地図情報 3 シェイプファイルに変換

ここからは Windows(XP) での作業になります。

「基盤地図情報閲覧コンバートソフト」
FGDV.zipを解凍します。
FGDV.exeをダブルクリックして起動します。
1 ツールバーの「開く」ボタンをクリックします。
2 基盤地図情報データのあるフォルダを「ファイルの場所」で指定し、「ファイルの種類」を「基盤地図情報(JPGIS)圧縮ファイル(*.zip)」を選び、表示されたファイルを全部選んで「開く」ボタンをクリックします。
3 メニューバーの「コンバート」をクリックし、「シェープファイルへ出力」をクリックします。
4 「変換する要素」で必要なものにチェックをして、「出力先フォルダ」を指定して「OK」ボタンをクリックします。(基準点、標高点は変換しませんでした。)
5 「基盤地図情報ビューアー・コンバータ」ダイアログに結果が表示されるのでコピーして保存し、「OK」ボタンをクリックします。

東京都のデータ
行政区画 を AdmArea へ変換・出力しました
行政区画線 を AdmBdry へ変換・出力しました
行政区画代表点 を AdmPt へ変換・出力しました
水涯線 を WL へ変換・出力しました
建築物 を BldA へ変換・出力しました
道路縁 を RdEdg へ変換・出力しました
軌道の中心線 を RailCL へ変換・出力しました

次の作業は、OpenOffice.org Calc で行いました。

AdmArea.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name
行政コード -> code

AdmBdry.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name
行政コード -> code

AdmPt.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name
行政コード -> code

BldA.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name

RailCL.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name

RdEdg.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name

WL.dbfのタイトルが日本語なのでアルファベットにします。
存在期間自 -> presence(「存在期間自,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
整備完了日 -> finished(「整備完了日,N,8,0」の「,0」を一旦削除後「,0」追加)
種別 -> type
名称 -> name

上書き保存できないときは、別のファイルに「形式を選択して張り付け」で「テキスト」と「数」をチェックして「OK」をクリックしてから保存してみてください。

2009年8月26日水曜日

東京都の基盤地図情報 2 データの内容

ファイルを解凍してフォルダに分類します。
行政界は

user@debian:~/download/tokyo_gml$ unzip FG-GML-13-05-Z001.zip
Archive: FG-GML-13-05-Z001.zip
inflating: FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml
inflating: FG-GML-13-AdmPt25000-20080331-0001.xml
inflating: FG-GML-13-AdmBdry25000-20080331-0001.xml
user@debian:~/download/tokyo_gml$ mkdir gyoseikai
user@debian:~/download/tokyo_gml$ mv FG-GML-13-Adm* gyoseikai/

ファイルの情報を ogrinfo コマンドでみてみます。

user@debian:~/download/tokyo_gml$ ogrinfo gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml
Had to open data source read-only.
INFO: Open of `gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml'
using driver `GML' successful.
1: Curve
user@debian:~/download/tokyo_gml$ ogrinfo -summary gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml Curve
Had to open data source read-only.
INFO: Open of `gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml'
using driver `GML' successful.

Layer name: Curve
Geometry: Unknown (any)
Feature Count: 325
Layer SRS WKT:
(unknown)
user@debian:~/download/tokyo_gml$ ogrinfo gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml Curve
Had to open data source read-only.
INFO: Open of `gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml'
using driver `GML' successful.

Layer name: Curve
Geometry: Unknown (any)
Feature Count: 325
Layer SRS WKT:
(unknown)
OGRFeature(Curve):1

OGRFeature(Curve):2

---

地図の範囲のデータがなかったり、期待してたものと違うので FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml ファイルの中身をみてみました。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>

<Dataset xsi:schemaLocation="http://fgd.gsi.go.jp/spec/2008/FGD_GMLSchema FGD_GMLSchema.xsd"
xmlns:gml="http://www.opengis.net/gml/3.2"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"
xmlns="http://fgd.gsi.go.jp/spec/2008/FGD_GMLSchema"
gml:id="Dataset1">
<gml:description><8a>î<94>Õ<92>n<90>}<8f>î<95>ñ<83><81><83>^<83>f<81>[<83>^ ID=fmdid:7-26</gml:description>
<gml:name><8a>î<94>Õ<92>n<90>}<8f>î<95>ñ<83>_<83>E<83><93><83><8d><81>[<83>h<83>f<81>[<83>^<81>iGML<94>Å<81>j</gml:name>

<AdmArea gml:id="K4_1">
<fid>fgoid:10-00100-7-10-1000</fid>
<lfSpanFr gml:id="K4_1-1">
<gml:timePosition>2008-03-31</gml:timePosition>
</lfSpanFr>
<devDate gml:id="K4_1-2">
<gml:timePosition>2008-03-31</gml:timePosition>
</devDate>
<orgGILvl>25000</orgGILvl>
<orgMDId>0-8</orgMDId>
<area>
<gml:Surface gml:id="K4_1-g" srsName="fguuid:jgd2000.bl">
<gml:patches>
<gml:PolygonPatch>
<gml:exterior>
<gml:Ring>
<gml:curveMember>
<gml:Curve gml:id="K4_1-3">
<gml:segments>
<gml:LineStringSegment>
<gml:posList>
26.573095 142.233246
---

文字コードが shift-jis なので utf-8 にしました。

user@debian:~/download/tokyo_gml$ nkf -w gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001.xml > gyoseikai/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001-utf8.xml

FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001-utf8.xml の encoding="Shift-JIS" を encoding="utf-8" にします。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

<Dataset xsi:schemaLocation="http://fgd.gsi.go.jp/spec/2008/FGD_GMLSchema FGD_GMLSchema.xsd"
xmlns:gml="http://www.opengis.net/gml/3.2"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"
xmlns="http://fgd.gsi.go.jp/spec/2008/FGD_GMLSchema"
gml:id="Dataset1">
<gml:description>基盤地図情報メタデータ ID=fmdid:7-26</gml:description>
<gml:name>基盤地図情報ダウンロードデータ(GML版)</gml:name>

<AdmArea gml:id="K4_1">
<fid>fgoid:10-00100-7-10-1000</fid>
<lfSpanFr gml:id="K4_1-1">
<gml:timePosition>2008-03-31</gml:timePosition>
</lfSpanFr>
<devDate gml:id="K4_1-2">
<gml:timePosition>2008-03-31</gml:timePosition>
</devDate>
<orgGILvl>25000</orgGILvl>
<orgMDId>0-8</orgMDId>
<area>
<gml:Surface gml:id="K4_1-g" srsName="fguuid:jgd2000.bl">
<gml:patches>
<gml:PolygonPatch>
<gml:exterior>
<gml:Ring>
<gml:curveMember>
<gml:Curve gml:id="K4_1-3">
<gml:segments>
<gml:LineStringSegment>
<gml:posList>
26.573095 142.233246
---
</gml:posList>
</gml:LineStringSegment>
</gml:segments>
</gml:Curve>
</gml:curveMember>
</gml:Ring>
</gml:exterior>
</gml:PolygonPatch>
</gml:patches>
</gml:Surface>
</area>
<type>その他</type>
<name>東京都小笠原支庁 小笠原村</name>
<admCode>13421</admCode>
</AdmArea>
---

このデータで地図表示してみました。

MAP
NAME tokyo_gml_map
STATUS ON
SIZE 600 300
EXTENT 138.85 35.4 140 35.975
UNITS DD
IMAGECOLOR 255 255 255
IMAGETYPE png
FONTSET "fonts.txt"

WEB
IMAGEPATH "/home/user/ka-map/htdocs/tmp/kacache/"
IMAGEURL "/ka-map/tmp/kacache/"
END

LEGEND
TRANSPARENT TRUE
END

SCALEBAR
TRANSPARENT TRUE
END

LAYER
NAME gyoseikai
TYPE POLYGON
STATUS ON
CONNECTIONTYPE OGR
CONNECTION "../mapdata/tokyo/FG-GML-13-AdmArea25000-20080331-0001-utf8.xml"
METADATA
"group_title" "行政界"
END
CLASS
NAME "City Boundaries"
STYLE
OUTLINECOLOR 153 153 153
END
END
END

END

user@debian:~$ shp2img -m tokyo_gml.map -o tokyo_gml.png
で確かめましたが、地図は表示できませんでした。
次はシェイプファイルに変換してみます。

2009年8月25日火曜日

東京都の基盤地図情報 1 データのダウンロード

国土数値情報と基盤地図情報のデータで地図を表示することを再度試しているのは、OpenLayers で unit(単位)が dd(degree)と meter の地図をもう一度表示させてみるためです。
前回は ddのデータを MapServer が meter に変換していたので、今回は MapServer が変換していないデータで表示できるか試してみます。


基盤地図情報 東京都のデータ

国土地理院が整備している基盤地図情報のデータを使って地図を表示します。
最初に、データの準備をします。
Debian でダウンロードしました。

国土地理院のホームページの基盤地図情報リンクボタンから、基盤地図情報の閲覧・ダウンロード->基盤地図情報ダウンロードサービスへ移動します。

国土地理院
http://www.gsi.go.jp/

基盤地図情報
http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html

基盤地図情報の閲覧・ダウンロード
http://www.gsi.go.jp/kiban/etsuran.html

基盤地図情報ダウンロードサービス
http://fgd.gsi.go.jp/download/

データをシェイプファイルの変換するために、「基盤地図情報閲覧コンバートソフト」をダウンロードしました。(Windows版です。)

表の「ファイル形式」の「JPGIS2.0(GML)形式」をクリック。

「ダウンロード項目指定」で「基盤地図情報(精度レベル25,000)」の「東京都」の左側の+をクリックし、表示されたもののうち、海岸線と標高点以外の全部にチェックをしました。
「選択して次へ」ボタンをクリックします。
「ダウンロードファイルリスト」の「ダウンロード」ボタンをクリックしてダウンロードしました。
東京都のフォルダを作成して入れてください。

例えば私の場合はこの様にしました。

nob61@debian:~/download/tokyo_gml$ ls
FG-GML-13-05-Z001.zip FG-GML-13-10-Z001.zip SELECT-DATA.txt
FG-GML-13-06-Z001.zip FG-GML-13-11-Z001.zip
FG-GML-13-06-Z002.zip FG-GML-13-11-Z002.zip
FG-GML-13-06-Z003.zip FG-GML-13-11-Z003.zip
FG-GML-13-06-Z004.zip FG-GML-13-11-Z004.zip
FG-GML-13-08-Z001.zip FG-GML-13-11-Z005.zip

SELECT-DATA.txt にダウンロードしたファイルのリストがあります。
文字コードが shift-jis なので次のようにします。

nob61@debian:~/download/tokyo_gml$ nkf -w SELECT-DATA.txt > SELECT-DATA-utf8.txt

SELECT-DATA-utf8.txt の内容は次の通りです。

【基盤地図情報 ダウンロードサービス】

<ダウンロード項目指定リスト>2009/07/27 19:26:34

1. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,行政区画の境界線及び代表点:FG-GML-13-05-Z001.zip:499
2. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,道路縁:FG-GML-13-06-Z001.zip:8233
3. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,道路縁:FG-GML-13-06-Z002.zip:6779
4. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,道路縁:FG-GML-13-06-Z003.zip:6312
5. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,道路縁:FG-GML-13-06-Z004.zip:2099
6. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,軌道の中心線:FG-GML-13-08-Z001.zip:535
7. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,水涯線:FG-GML-13-10-Z001.zip:664
8. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,建築物の外周線:FG-GML-13-11-Z001.zip:8541
9. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,建築物の外周線:FG-GML-13-11-Z002.zip:8335
10. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,建築物の外周線:FG-GML-13-11-Z003.zip:8271
11. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,建築物の外周線:FG-GML-13-11-Z004.zip:8339
12. 基盤地図情報(縮尺レベル25000),東京都,建築物の外周線:FG-GML-13-11-Z005.zip:6400